ストーリー
2024年10月25日
Son of the Smith, サノバスミス, ハードサイダー
Son of the Smithさんの仕込みに参加させて頂きました
大久保⛰️
今週大久保と尾形が交代で、お世話になっているSon of the Smithさんの搾汁に参加してきました。仕込みのタイミングに合わせて数日間に分けて行う大変な重労働です!
搾られ待ちのリンゴ達
なんせりんごは果汁がしっかり詰まっていて一箱一箱が重いのです。
今回はピッカーデビュー!
果汁を絞る手前の工程で、林檎を洗って痛んだ林檎を選別するお仕事。選別された林檎がそのままハードサイダーになるので、味に直接関わってくる重大な部分。身の引き締まる思いでした。
洗いつつひとつひとつを選別していきます
一見痛んでいるように見えても、林檎の養分によって色が変わってしまっただけのものは使えたり、ぱっと見大丈夫でも虫食いは中までダメになっていったりするので、最初は難しく、だんだんと手触りで選別できるようになるとどんどん楽しくなっていきました。
この辺はホップキャンプでも感じたことですが、数をこなすことで見えてくるものって本当に多いです。座学だけではダメですね。
サノバさんで育てている林檎の品種も多種多様で、我々が普段口にする生食用の林檎もあれば、醸造専用品種も多く育てております。
醸造用品種は口にすると舌にまとわりつくような渋みがあるものが多く、ハカセからで苦味(ビタネス)と渋み(アストレンジェンシー)を齧った時に判別できる用になると、サイダー作れるようになるよと言われ、何て楽しい講座なんだろうか!と心躍りました。(搾汁手伝いです)
醸造用品種は実が小さいタイプも!
雪だるまみたいでかわいい
そして品種によって搾汁効率もまたマチマチ。
あんなにたくさんあった林檎から、これだけ!?といった搾汁率の林檎もあり、悲しいかなどうしても原価の高いお酒であることを皆様に熱量を持ってお伝えできそうです。
搾汁中に良い光が差し込んでいたのでパシャリ
搾る前の林檎もたくさん味見させて頂き、搾ったジュースも飲ませて頂き、非常に貴重な体験をさせて貰いました。チームサノバの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。原料に触れ、工程を経験することで、サノバさんのハードサイダーへの解像度がまた一つ鮮明になった気がします。今回の搾汁で仕込んだハードサイダーの仕上がりもとても楽しみです!
もう少し写真をたくさん撮れたら良かったのですがなかなかに忙しく写真を撮るタイミングが取れませんでした!
また次回がありましたらもう少し写真に残しますのでお楽しみに。
そしてサノバさんオリジナルロゴのグラスも少量買ってきましたので、今後タップでサノバさんのサイダーをお出しする時はサノバスミスオリジナルグラスでの提供もお選び頂けます!
10/25現在 SANITY 3YEARS DADDY PLUMがタップでお飲み頂けます。
酒販では2024収穫ホップを使用したハードコンブチャ2が入荷!
自然発酵ビールで感じるファンキーなニュアンスとそれでいてあくまでフルーティーな林檎とラベンダーのハーバルな奥行きが不思議なとってもアフターテイストの長いお酒です!
我々もハードコンブチャに関しては完全に素人です。でも自信を持って面白くて美味しいお酒だと紹介できます!ランビックとか好きな人には特に刺さると思います。
みんなでハカセの頭の中を覗き見しましょ〜
サノバスミスさんのハードサイダー、ハードコンブチャはコケモモでも買えますので、ぜひお試しあれ!
家に帰ってからハカセにもらった宿題(リンゴ)をガブリ
ビタネスとアストレンジェンシーの違い体感セット
予め教えてもらっていたからこそ分かる渋みと苦味の違い!
これは数をこなすともっと見えてくるものがあるんだろうな〜
農場にも通いたくなった搾汁体験でした。
大久保